印鑑登録に必要なものと手続き方法を徹底解説

印鑑登録に必要なものと手続き方法を徹底解説

印鑑登録を行う際に必要な書類や持参物、手続きの流れについて詳しく解説します。本人申請と代理人申請の違い、必要な本人確認書類から手数料まで、印鑑登録で困らないための完全ガイドです

印鑑登録に必要なもの

印鑑登録手続きの基本情報
📝
必要書類の準備

印鑑登録申請書、登録印鑑、本人確認書類が基本セット

💰
手数料について

印鑑登録証の交付には300円の手数料が必要

手続きの時間

本人確認書類があれば即日交付、なければ2回来庁が必要

印鑑登録申請に必要な基本書類

印鑑登録を行う際には、まず印鑑登録申請書の記入が必要です 。この申請書は各区役所窓口サービス担当課や区役所出張所で入手できます 。申請書には氏名、住所、登録する印鑑の印影などを記載し、申請者本人または代理人が提出することになります 。
参考)https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/23/5550.html

 

登録する印鑑も必ず持参する必要があります 。この印鑑は実印として使用するものであり、一定の規格を満たしている必要があります 。具体的には、印影の直径が8mm以上25mm以下の範囲内でなければならず、ゴム印などの変形しやすい素材は登録できません 。
参考)https://hanko21.co.jp/item/inkan/personal_inkan/personal_jituin/

 

申請時には本人確認書類の提示も求められます 。運転免許証マイナンバーカード、パスポートなどの官公署発行の顔写真付き本人確認書類があれば、即日での登録手続きが可能です 。これらの書類がない場合は、後述する照会制度による手続きとなります 。
参考)https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000369910.html

 

印鑑登録で使用可能な本人確認書類

印鑑登録の即日交付を希望する場合、官公署発行の顔写真付き本人確認書類が必要となります 。具体的には、マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード(写真付)などが該当します 。
参考)https://www.city.toyota.aichi.jp/faq/kurashi/todokede/1033770/1033855/1033892.html

 

その他にも、運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付分)、船員手帳、海技免状、小型船舶操縦免許証、猟銃・空気銃所持許可証なども有効な本人確認書類として認められています 。宅地建物取引士証、電気工事士免状、無線従事者免許証なども印鑑登録の本人確認書類として使用できます 。
参考)https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000369902.html

 

健康保険証や年金手帳などの写真なしの本人確認書類でも印鑑登録は可能ですが、この場合は即日交付ではなく、照会制度による手続きとなります 。照会制度では、申請後に自宅へ照会書が郵送され、回答書を記入して再度窓口に持参する必要があります 。
参考)https://faq.city.kobe.lg.jp/faq/show/12?site_domain=default

 

印鑑登録における委任状と代理人申請の必要書類

やむを得ない事情により本人が窓口に来庁できない場合、代理人による印鑑登録申請も可能です 。代理人申請の場合は、本人が作成した委任状が必要となります 。
参考)https://www.hankoya.com/untiku/in-shomei-dairi.html

 

委任状には「委任状」という表題、本人の住所・氏名・登録印の押印、「私は下記の者を代理人と定め、次の権限を委任します」という文言、「印鑑登録申請に関すること」という委任内容、記入年月日、代理人の住所・氏名を記載する必要があります 。委任状は便箋などの白紙を使用し、本人自署で作成することが求められます 。
参考)https://www.osaka-city-callcenter.jp/faq/detail.aspx?id=969

 

代理人申請時には、登録する印鑑、委任状、代理人の本人確認書類(顔写真付き)、代理人の印鑑(認印可)を持参します 。代理人による申請の場合、即日での印鑑登録はできません 。申請後に本人宛てに照会書が郵送され、回答後に印鑑登録証が交付される流れとなります 。
参考)https://www.city.kuwana.lg.jp/kosekijyumin/kurashi/todokede/inkan-dairi.html

 

印鑑登録証明書交付時に必要なもの

印鑑登録が完了すると印鑑登録証(カード)が交付されます 。この印鑑登録証は印鑑登録証明書を取得する際に必要となる重要なものです 。印鑑登録証明書の交付申請時には、必ず印鑑登録証の提示が求められます 。
参考)https://www.city.suita.osaka.jp/kurashi/1018370/1018377/1006678.html

 

印鑑登録証明書の請求には、印鑑登録証のほかに本人確認書類も必要です 。窓口に来る方の個人番号カード、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真入)などが該当します 。また、交付手数料として1通300円(コンビニ交付の場合は200円)が必要です 。
参考)https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000370128.html

 

マイナンバーカードを所有している場合は、コンビニエンスストアでの証明書取得も可能です 。コンビニ交付の場合はマイナンバーカードが必要で、利用者証明用電子証明書の暗証番号入力が必須となります 。営業時間は午前6時30分から午後11時まで利用できます 。
参考)https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/siminseikatubu/siminka/gyoumu/inkantoroku.html

 

印鑑登録の手数料と有効期限について

印鑑登録証の交付には手数料300円が必要です 。この手数料は印鑑登録証を受け取る際に支払うもので、申請時ではなく交付時に必要となります 。印鑑登録証明書の交付手数料も1通につき300円ですが、コンビニ交付を利用する場合は1通200円と安くなります 。
印鑑登録証明書には法的な有効期限はありませんが、提出先によっては発行から3か月以内のものを求められる場合が多いです 。不動産売買、自動車登録、ローン契約、保険金受取、相続手続き、法人設立などの重要な手続きで使用されます 。
参考)https://souzoku-houmu.com/process_632/

 

印鑑登録証は1人につき1つしか登録できません 。紛失した場合は亡失届と再度の印鑑登録申請が必要となります 。印鑑登録証明書は郵送での申請・交付はできないため、必ず窓口またはコンビニでの手続きとなります 。これは印鑑登録証明書が不正使用された場合に重大な問題に発展する可能性があるためです 。